2009年06月07日
運命の出会い〜ドゥシェス〜
麦酒本舗の常連様たちはもう、ほとんどの方が知っていると思いますが
「ドゥシェス・ド・ブルゴーニュ」はこのお店を作るきっかけとなった運命のビールです。
このビールと出逢った時の衝撃が、埼玉の男を鹿児島に導き伝道の旅をさせたわけです。
だからこそ、このビールについては思い入れが深いのですが、特にドゥシェス・ド・ブルゴーニュは樽生が
ほとんど日本には入って来ない。
昨年末に正規輸入元に問い合わせたところ、一昨年で一年間に届いた樽は10樽(日本でですよ!)それを日本全国で取り合うというのですから大変な騒ぎです。
そして、今年の分は〜…
「今年は輸入しない事に決まりました。」
まぁ、年間10樽ではどちらにしても鹿児島まで残る可能性は少ないですから、このアナウンスもさほど驚きもしなかったのですが、だからといって簡単に諦めるわけには行きません。
麦酒本舗にとって、ドゥシェス・ド・ブルゴーニュは特別なんです。
そして、独自のルートで輸入出来るようになった今年。
どんな思いで皆様に提供出来るようになったのかを知る人たちには感慨深いものです。
まだ、このビールを知らない人。
KOOHに訊いてください。
ただのテイスティングノート以外のところを熱く語りますよ(笑)

テイスティングノートと、ビールの歴史などについてはいつも勝手に引用させて頂いている
★ brillat savarin の 麦酒天国 ★さんの記事がとても参考になります。
以下、勝手に引用。
Duchesse de Bourgogne(ドゥシャス・ドゥ・ブルゴーニュ;ベルギー/西フランデレン州)アルコール度数約6.2%、原材料:麦芽(70.0%)、小麦、コーン、ホップ。初期比重1.068。フランダース・レッドエール。
オークの香りが明らかに感じ取れます。この麦酒の面白いところは、香りから想像されるよりも遥かに酸味が弱くメローなところです。同じレッドエールである、ローデンバッハ・グランクリュなどと比べると顕著に甘味が勝っており、酸味が控えめです。熟れたサクランボのような味わいであり、後味にレッドエール特有の鉄っぽい味覚が残ります。
この麦酒はオーク樽で8ヶ月熟成ものと18ヶ月熟成ものをブレンドして造られ、前者が甘味を、後者が酸味を醸しています。そう考えれば、長期熟成のみで造られているローデンバッハ・グランクリュと比較して甘いのは当然といえるかもしれません。
なお、ボトル詰めの前に更に平均12ヵ月熟成させるそうです。
ドゥシャス・ドゥ・ブルゴーニュとは、仏語で「ブルゴーニュの侯爵夫人」の意。1457年にブルージュで生まれたヴァロワ・ブルゴーニュ公国4代目(シャルル突進公;Charles le Temeraire)の王女マリー・ドゥ・ブルゴ−ニュ(Marie de Bourgogne)のことであり、ラベルに描かれている女性その人です。(ハプスブルク家について興味のある方はご存知かもしれませんが、彼女は神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世と結婚しています)
ドゥシャス・ドゥ・ブルゴーニュはアドルフ・ヴェルハーグ(Adolf Verhaeghe)とパウル・ヴェルハーグ(Paul Verhaeghe)によって1892年に設立されたヴェルハーグ醸造所の麦酒。このビールは1991年から醸造されています(とはいうものの、本醸造所を経営するヴェルハーグ家は1500年代から醸造を手がけているとのことです)。醸造所の付近は、糠床のような、異様な匂いを呈しています。
本醸造所は、ドゥシャス・ドゥ・ブルゴーニュ以外にも、Vichtenaar(ヴィヒトゥナール)やEcht Kriekenbier(エフテクリーク)などを製造しています。Vichtenaarはブレンド無しで8ヶ月熟成もののみを用いていており、これにチェリーをブレンドしたものがEcht Kriekenbier です。
その、ドゥシェス・ド・ブルゴーニュの貴重な樽生が、今!ここ鹿児島で飲めるんですよ〜!!
「ドゥシェス・ド・ブルゴーニュ」はこのお店を作るきっかけとなった運命のビールです。
このビールと出逢った時の衝撃が、埼玉の男を鹿児島に導き伝道の旅をさせたわけです。
だからこそ、このビールについては思い入れが深いのですが、特にドゥシェス・ド・ブルゴーニュは樽生が
ほとんど日本には入って来ない。
昨年末に正規輸入元に問い合わせたところ、一昨年で一年間に届いた樽は10樽(日本でですよ!)それを日本全国で取り合うというのですから大変な騒ぎです。
そして、今年の分は〜…
「今年は輸入しない事に決まりました。」
まぁ、年間10樽ではどちらにしても鹿児島まで残る可能性は少ないですから、このアナウンスもさほど驚きもしなかったのですが、だからといって簡単に諦めるわけには行きません。
麦酒本舗にとって、ドゥシェス・ド・ブルゴーニュは特別なんです。
そして、独自のルートで輸入出来るようになった今年。
どんな思いで皆様に提供出来るようになったのかを知る人たちには感慨深いものです。
まだ、このビールを知らない人。
KOOHに訊いてください。
ただのテイスティングノート以外のところを熱く語りますよ(笑)

テイスティングノートと、ビールの歴史などについてはいつも勝手に引用させて頂いている
★ brillat savarin の 麦酒天国 ★さんの記事がとても参考になります。
以下、勝手に引用。
Duchesse de Bourgogne(ドゥシャス・ドゥ・ブルゴーニュ;ベルギー/西フランデレン州)アルコール度数約6.2%、原材料:麦芽(70.0%)、小麦、コーン、ホップ。初期比重1.068。フランダース・レッドエール。
オークの香りが明らかに感じ取れます。この麦酒の面白いところは、香りから想像されるよりも遥かに酸味が弱くメローなところです。同じレッドエールである、ローデンバッハ・グランクリュなどと比べると顕著に甘味が勝っており、酸味が控えめです。熟れたサクランボのような味わいであり、後味にレッドエール特有の鉄っぽい味覚が残ります。
この麦酒はオーク樽で8ヶ月熟成ものと18ヶ月熟成ものをブレンドして造られ、前者が甘味を、後者が酸味を醸しています。そう考えれば、長期熟成のみで造られているローデンバッハ・グランクリュと比較して甘いのは当然といえるかもしれません。
なお、ボトル詰めの前に更に平均12ヵ月熟成させるそうです。
ドゥシャス・ドゥ・ブルゴーニュとは、仏語で「ブルゴーニュの侯爵夫人」の意。1457年にブルージュで生まれたヴァロワ・ブルゴーニュ公国4代目(シャルル突進公;Charles le Temeraire)の王女マリー・ドゥ・ブルゴ−ニュ(Marie de Bourgogne)のことであり、ラベルに描かれている女性その人です。(ハプスブルク家について興味のある方はご存知かもしれませんが、彼女は神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世と結婚しています)
ドゥシャス・ドゥ・ブルゴーニュはアドルフ・ヴェルハーグ(Adolf Verhaeghe)とパウル・ヴェルハーグ(Paul Verhaeghe)によって1892年に設立されたヴェルハーグ醸造所の麦酒。このビールは1991年から醸造されています(とはいうものの、本醸造所を経営するヴェルハーグ家は1500年代から醸造を手がけているとのことです)。醸造所の付近は、糠床のような、異様な匂いを呈しています。
本醸造所は、ドゥシャス・ドゥ・ブルゴーニュ以外にも、Vichtenaar(ヴィヒトゥナール)やEcht Kriekenbier(エフテクリーク)などを製造しています。Vichtenaarはブレンド無しで8ヶ月熟成もののみを用いていており、これにチェリーをブレンドしたものがEcht Kriekenbier です。
その、ドゥシェス・ド・ブルゴーニュの貴重な樽生が、今!ここ鹿児島で飲めるんですよ〜!!
Posted by BAKUSHUHONPO at 13:49│Comments(0)
│ベルギービール
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