変わったグラスのベルギービールも多い中…

【お知らせ：29日は未輸入ビール解禁の昼飲み会です】



いつもご覧いただき、ありがとうございます！


ベルギービールには変わったグラス、目を引くグラスも多いですよね。

例えば代表的なのは【パウエル・クワック】



これは縦揺れの大きな馬車の上で飲めるように考えられた形状ですが、ほかにも

【ラ・コルヌ】



これは角、（Hone、ホーン）のことですが、実はこのツノ型には深い歴史的な意味合いがあります…

ほかには

【ルートボック】



これらはビールの味うんぬんの前に、見た目だけでも選ばれますね。


この度、ベルギーで仕入れてきたものの中にこう言った意味ですごい目を引くものがあります。


もちろん日本初登場だし、専用のグラスセットも日本では入手不可でしょう。


その名も【Gentse Strop】



「え〜？別にグラス普通じゃん！」って思うでしょ？


そうね。グラスは普通かも。


普通じゃないのは…





ボトルを置く台の方！


絞首刑台になっています。




ローマン醸造所のホームページよると

Gentse Stropの名前は、「stroppendragers」または縄締めの愛称で呼ばれているゲントの誇り高い人々に由来しています。 1540年、ゲントの人々は追加の戦争税の支払いを拒否しました。その結果、皇帝カール5世は首謀者に絞首刑に行くに値する兆候として首相に首輪で首相をパレードさせました。 今日でも、縄は、あらゆる形態の専制政治と誤った権威に対する誇り高い抵抗を象徴し続けています。 Gentse Stropは、魂に誇りを感じている人へのオマージュです。

ということです。





コースターに描かれる男性は時の首相だったのですね。
これも日本ではなかなか飲めないビールです。



別のページでは「ゲントを治めることになったカール5世に反発した民が、カール5世の怒りをかい見せしめに絞首刑になった」と書かれた記事も見ましたが
コースターの絵柄などからも前者の説明が正しいでしょうね。（醸造所の公式ページだし）

こちらのビールも29日に解禁しようかと思っております

それでは今夜も皆様のご予約、ご来店をお待ちしております〜♪

　

　
　
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